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アスベストは健康へ与える影響が問題となっており、アスベストが使用されている建物が見つかった場合、適切な処理を行わなければなりません。2022年4月1日から、アスベストに関する事前調査結果を、労働基準監督署及び自治体に報告する、という制度が始まっています。
事前調査は、アスベストの有無を確認するために必要な調査です。報告の制度が始まったことをきっかけとして、電子報告システムも登場しています。ここではアスベスト事前調査結果の電子報告書の詳細・電子報告の開始時期・報告の方法について紹介していきます。
2022年4月1日から着工する解体・改修工事を対象として、アスベストの事前調査結果を労働基準監督署と自治体に報告する制度が始まります。報告には原則としてアスベスト事前調査結果報告システムを使用し、電子申請を行います。
電子報告を導入することにより、調査結果を労働基準監督署及び自治体の窓口に提出する必要がなくなり、どこからでも素早く確実に報告ができます。
出向く手間がなくなることは、事業者・労基署や自治体の職員の負担軽減にもつながるでしょう。
アスベスト事前調査結果報告システムの開始時期は、2022年3月18日です。2022年1月~2月には運用開始前のユーザーテストが実施されていました。
2022年4月現在はすでに電子報告の利用が可能です。以下の方法で電子報告を行ってください。
アスベスト事前調査結果電子報告書は、画面に表示される内容に従って進めていくと、申請ができます。しかしGビズIDと呼ばれるIDを事前に発行しておく必要があるため、あらかじめ準備しておかなくてはなりません。
電子報告でまず必要となるのが、システムにログインするためのIDである「GビズID」です。GビズIDには2つの種類があります。複数工事を一括申請する必要があり、使用する頻度が高い場合はプライムを、報告数が少なく使用頻度が低い事業者や個人事業主はエントリーのGビズIDを取得します。
IDが発行できたら、実際にシステムへログインして利用開始です。トップページを見ると新規申請・一括申請といった申請だけでなく、以前下書き保存した内容の確認や申請が行える下書き一覧、登録した申請情報の確認と修正ができる申請一覧、そしてシステムからのお知らせが確認できるお知らせ一覧の項目があります。
申請をする際は新規申請・一括申請のどちらかを選んでください。また一度作成して下書き保存している状態から申請したい、というときは下書き一覧を選びます。
登録を始めたら、表示される説明に合わせて操作を行います。元請事業者・請負事業者の情報や事前調査結果の入力が終わると、登録できます。必須項目に不備がある場合はエラーとして表示され登録ができないようになっているため、何らかの不備があるときはきちんと修正して入力してください。
分析から除去までまるっと対応
こんな方におすすめ
対応範囲
価格 | 公式HP掲載 事例数 |
27,500円~ (アスベスト調査) ※1 |
23件 ※2 |
(※1)参照元:太平産業公式HP(https://asbestos-nagoya.com/fee#point01)
(※2)2022年8月24日時点
参照元:太平産業公式HP(https://asbestos-nagoya.com/case)
除去のみ 全国対応OK
こんな方におすすめ
対応範囲
価格 | 公式HP掲載 事例数 |
記載なし | 20件 ※1 |
(※1)2022年8月24日時点
参照元:サキフジ公式HP(https://www.sakifuji.com/works/)
※2022年8月24日時点「アスベスト除去 静岡」のGoogle検索結果の上位30社を調査。
選定条件として、下記4つの条件が揃った会社を調査しました。
1.「建築物石綿含有建材調査者」または「石綿作業主任者」の在籍
2.除去のワンストップ対応を公式HPに明記
3.アスベスト除去の施工事例を掲載
4.産業廃棄物収集運搬業許可の取得