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アスベスト除去工事はどのような流れで行われるのでしょうか。ここでは、アスベスト除去工事の方法について解説します。
現在、建築物や工作物を回収・解体する際は、使用されているアスベストを事前に取り除くことが義務付けられています。事前に保健所や労働基準監督署に施工計画を提出し、審査を受けて受理されないと、アスベスト除去工事は行うことができません。
アスベスト除去工事は、次の流れで行われます。
ここでは上記の流れについて詳しく解説します。
除去しようとする建築物に、アスベスト建材が含まれているか調査します。現場目視による調査と不明な場合は分析調査を実施します。
アスベスト含有建材の除去方法・アスベスト飛散防止計画等を作成します。具体的には、作業の方法及び順序、アスベスト粉塵の発散防止・抑制する方法、労働者及び建物使用者等への暴露を防止する方法などです。
計画書が出来たら、労働安全衛生法、大気汚染防止法及び建設リサイクル法に基づく届けをします。
アスベスト作業にあたる主任者、特別管理産業廃棄物管理責任者を選任します。
解体・除去工事は以下の事項を遵守して行う必要があります。
工事が無事終わったら、工事の内容等を記録し、工事完了の状況を発注者に報告して完了となります。
アスベスト工事の方法は3つあります。ここでは、それぞれの工事方法について解説しましょう。
除去工法は他2つの工法と異なり、アスベスト自体を完全に除去する工事方法です。
飛散性の高いアスベストの場合、安全面を考慮して、建築材を丸ごと入れ替えることでアスベストを取り除く、除去工法が良いとされています。
囲い込み工法はアスベストが露出している部分をそのままにして、非アスベストをその外側から取り付け、アスベストを飛散させないよう密封する工事方法です。
完全に建築材を入れ替えをおこなう除去工法と比べ、完全にアスベストを除去できないというデメリットがあります。
封じ込め工法は建物内に存在するアスベストに溶剤を吹きかけ、外側からアスベストを封じ込める工事方法です。こちらも工事期間が短いメリットがあり、アスベストが飛散する可能性も極端に低いとされています。
分析から除去までまるっと対応
こんな方におすすめ
対応範囲
価格 | 公式HP掲載 事例数 |
27,500円~ (アスベスト調査) ※1 |
23件 ※2 |
(※1)参照元:太平産業公式HP(https://asbestos-nagoya.com/fee#point01)
(※2)2022年8月24日時点
参照元:太平産業公式HP(https://asbestos-nagoya.com/case)
除去のみ 全国対応OK
こんな方におすすめ
対応範囲
価格 | 公式HP掲載 事例数 |
記載なし | 20件 ※1 |
(※1)2022年8月24日時点
参照元:サキフジ公式HP(https://www.sakifuji.com/works/)
※2022年8月24日時点「アスベスト除去 静岡」のGoogle検索結果の上位30社を調査。
選定条件として、下記4つの条件が揃った会社を調査しました。
1.「建築物石綿含有建材調査者」または「石綿作業主任者」の在籍
2.除去のワンストップ対応を公式HPに明記
3.アスベスト除去の施工事例を掲載
4.産業廃棄物収集運搬業許可の取得